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ニュースリリースnews release

銀行の役割と経済活性化

トピックス2020年1月29日

●銀行の役割
銀行の役割は、「銀行法第1条」に次の通り定められています。
「銀行の業務の公共性にかんがみ、信用を維持し、預金者等の保護を確保するとともに金融の円滑を図るため、銀行の業務の健全かつ適切な運営を期し、もって国民経済の健全な発展に資することを目的とする」
これを素直に読み解けば、銀行の本業は融資(=信用の維持)であることが分かります。
銀行は、経済の血管と例えられますが、融資を通して、血液である資金を円滑に流すことに、存在意義があります。
血液が循環しないと経済は動脈硬化を起こしてしまいます。

●資金の流通速度
経済に資金が循環し続けることで、資金の流通速度は高まります。
銀行が本業である融資を行うことで、資金の流通速度は高まり、経済の活性化に繋がります。このメカニズムは次の式で表すことができます。
「M・V=P・T」
  M:資金の供給量(日銀の緩和マネー)
  V:資金の流通速度
  P:物価
  T:取引量
日銀の緩和マネー(M)が、銀行の融資を通して流通速度(V)を高め、経済全体に還流すれば、物価(P)と取引量(T)に影響を与え、経済活動は活性化します。
融資がうまく行われず、銀行の役割を十分発揮できなければ、緩和マネーはただ日銀当座預金準備残高に野積みされたままになってしまいます。
金融緩和の要諦は、経済社会に広く資金を供給・配分することで経済成長を促すことにあります。
その意味で、銀行の役割である「信用を維持し」、「資金の流通速度を高める」ことが求められているのです。

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