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リバースモーゲージ

リバースモーゲージとは? 仕組みとメリットやリスクなど注意点をわかりやすく解説!

2021年1月16日 (2021年3月27日更新)

老後の備えについて調べてみると、よく『リバースモーゲージ』という言葉を見かけます。自宅を担保とした融資とのことですが、普通のローンとどう違うのでしょうか?リバースモーゲージには、住み慣れた自宅を離れることなく安心して資金を調達できるという特徴があります。月々の返済額を大きく抑えられるので、ゆとりある生活を楽しめるという強みもあります。具体的にはどういうものなのか、解説していきます。

リバースモーゲージとは

リバースモーゲージとは、自宅を担保に受ける融資のことです。
通常のローンとの最大の違いは、一般的にローンは一括融資のみであるのに対し、リバースモーゲージは融資枠内で、年金のように定期的に、または利用したい時に融資を受けられるという点です。「最初に大きく借り入れ、その後少しずつ返済していく」一般的なローンとは逆に、「少しずつ借り入れ、最後に一括返済する」形を取っているのです。

リバースモーゲージには、民間金融機関と公的なものに分かれます。その違いは、融資する資金の使い方にあります。
民間金融機関のリバースモーゲージには、資金使途に特に大きな制限がありません。一方、国や自治体が運営する社会福祉協議会のリバースモーゲージは、用途が生活資金や医療費に限定されますが、低金利で融資を受けることができます。

リバースモーゲージの仕組みや背景をわかりやすく解説!住宅ローンとの違いも説明

リバースモーゲージのメリット

リバースモーゲージのメリットは、どのようなものがあるのでしょうか?

自宅に住み続けられ、自由にリフォームもできる

最大の強みは、慣れ親しんだ自宅に住み続けられることでしょう。
所有権は移転しないので、「もし人手に渡ってしまったら」という心配をすることなく、家族の帰りを楽しみに待つことができます。

もちろん、バリアフリーにリフォームするのも自由です。

利用したいタイミングで利用したい金額だけ受け取れるので、生活にゆとりが生まれる

ただ住み続けられるだけでなく、余裕資金の確保ができます。

「年金だけでは足りない」「貯蓄が目減りしていくことが苦痛だ」といった経済的・精神的なストレスが軽くなることも、大きなメリットのひとつです。老後の就労は簡単ではありません。自分の資産で自宅を活用しながら、その資産価値を生前に受け取れるのは大きなメリットでしょう。
また先にも触れた通り、民間金融機関の場合は、受け取り方をある程度自由に選ぶこともできるので、ライフスタイルに合わせたお金の使い方ができます。

月々の返済は利用した金額の利息だけでOK。場合によってはそれも無し!

通常のローンとの大きな違いはこの点です。住宅ローンをはじめとするローンの返済に生活資金が圧迫されているケースにおいて、利息だけの返済で月々の返済額は大きく変わってきます。元本の返済は、基本的には契約が終わるときまで求められないので、返済の負担が大きく軽減されます。

また、民間金融機関のプランの中には、年齢や収入など一定の条件を満たせば毎月の利息返済が不要となるものもあります。

リバースモーゲージのリスクと注意点

金利上昇の影響を受けやすい

リバースモーゲージは基本的に、金利を定期的に見直す「変動金利」が採用されているので、将来的に毎月の返済額が上昇する可能性があります。

今は長く低金利が続いていますが、契約期間中に金利が上がった場合は、借りた合計額も増えてしまうため注意が必要です。

不動産価格の下落で利用できる額が減る可能性がある

融資の上限額は、担保評価額によって決まり、定期的に見直しも行われます。もし評価額が下がってしまった場合は、利用できる額も減ってしまいます。

たいていは変動幅を見込んで上限額を設定するので問題になりませんが、評価額が借りた額を下回った場合、超過分が出てしまうリスクもあります。

存命中の一括返済を考慮する必要がある

存命中に借りた額が上限に達してしまった場合は、それ以上の融資は受けられなくなってしまいます。

また、基本的にリバースモーゲージは契約者が亡くなった後に自宅を売却し、借りた分と利息を一括返済するものですが、存命中に評価額が借入額を下回った場合は、金融機関によっては差額分の返済を求められる場合があります。

リバースモーゲージのデメリットやリスクを徹底解説!老後資金の調達方法もご紹介

こんな人におすすめしたいリバースモーゲージ

住み慣れた自宅で充実した老後を過ごしたい人

愛着ある自宅に住み続けたいし、まだまだ一人で元気に暮らせるけれど、最近は段差が気になるようになってきた……。

バリアフリー工事にも使えるリバースモーゲージを選んで、暮らしも、自宅との付き合い方も、充実させてはいかがでしょうか。

老人ホームへ入居したいが、自宅も残したいと考えている人

リバースモーゲージを利用すれば、自宅を手放すことなく入居の一時金を用意することもできます。

普段は住みやすい老人ホームで生活し、年に何度か懐かしい自宅に家族と集まり時を過ごす。そんな願いを叶えませんか。

老後の資金に不安がある人

自宅はあるが貯蓄が少ない、あるいは万が一に備えてときにとっておきたい。まだ住宅ローンが残っていて、今後の返済に不安がある。

その悩み、リバースモーゲージで解決できるかもしれません。

老後に必要な資金はどれくらい?老後資金の貯め方や今からできる準備方法を説明

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