CSR(非財務情報)Corporate Social Responsibility
金融システムの歪みを解消し、日本経済活性化に貢献する
高齢者に向けた金融サービスへの取り組み
高齢化が進む日本において、高齢者への金融サービスの整備・拡充は必要課題と考えられます。
公的年金、退職金、医療・介護サービス費用など、老後のおカネに関する様々な悩みについて、私たち金融機関は金融サービスを通して対応力を向上させていかなければなりません。
フィナンシャルドゥは、そのための施策として、リバースモーゲージの普及促進を行っています。
数十年に及ぶ老後生活において、退職世代は、資産形成や持ち家の活用において新たなニーズを持っています。保有金融資産の取り崩しだけでなく、リバースモーゲージの活用により持ち家を見合いにキャッシュを捻出することで、より豊かな老後生活を送ることができます。
私たちは、お客様のニーズに応えるため、お客様に寄り添うことで親近感を持ってもらい、信頼を頂いています。
これからもお客様一人一人の意向や悩みを聞き出しながら相談に乗っていくことで、高齢者金融を下支えしてまいります。
中古住宅市場活性化への取り組み
持ち家を活用し、中古住宅の資金化を円滑に行うためには、中古住宅市場の活性化が不可欠です。
現在の日本の住宅市場は、新築住宅シェアが86%を占め、中古住宅シェアは残り14%に過ぎません。欧米の中古住宅シェア90%超に比べると日本の中古住宅市場は未発達であるといえます。日本では木造住宅が多く耐用年数が20年~25年と短いこともあり売り物になる住宅自体の利用年数が短いことが主な要因とも言えます。
中古住宅市場の未発達は空き家問題に繋がっています。空き家の要因としては、少子高齢化による人口減に加え、相続人である子供夫婦が独立し新築一戸建てを購入する等、核家族化や高齢単身世帯の増加が進み、結果として古い住宅だけが残ってしまうことがあげられます。
空き家数・空き家率は今後も増加傾向にあり、倒壊・不審者侵入・不法投棄・放火等リスクも生じるため、空き家問題は深刻な社会問題にもなっています。
過剰供給ともいえる現在の住宅市場において、これからは「創る」から「活用・処分」への発想の転換が必要です。
フィナンシャルドゥはリバースモーゲージの活用促進により、将来住み手のいない住宅をグループ会社が販売・処分することで、中古住宅市場の活性化につながるだけでなく、空き家問題の解消にも貢献します。
また、ハウスリースバック・アセットリースバックのご提案により、不動産に住みながら生活資金や事業資金を確保することができます。
グループの不動産ネットワークを活かした「不動産査定力」「販売力」「全国対応力」により不動産の有効活用を図り、流通性を高めてまいります。
インバウンド需要への取り組み
「観光立国」「2020東京オリンピック」を控える日本において、訪日・居住外国人は増加傾向にあり、それに伴うインバウンド需要は急速に伸びています。訪日外国人数は2018年には3,000万人を突破し、政府は「2020年に4,000万人」を見込んでいます。また、宿泊施設の不足から民泊需要も増加しています。
フィナンシャルドゥは、非居住者含む在留外国人等の資金需要に積極的に応えるため、外国籍向け不動産購入資金の貸付や民泊用物件購入・リフォーム資金の貸付を行っています。
外国籍スタッフの常駐によりお客様の意向や資金ニーズに迅速に柔軟に対応することができます。
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